EWI5000をWIDI_Bud経由で外部音源(Aria/Windows)と接続する
2022/5/8
WIDI_Masterの代わりにWIDI_uhostを使用する方法について追加した。
2022/5/7+
初版
概要
EWI5000(+WIDI_Master)をbluetooth-MIDIでPC(windows)と接続できるが
以下のリンクにあるやり方ではbluetooth接続が不安定であるので
・EWI5000に外部音源(EWI3000m,Aria/Windows)を接続する
新たに以下のリンクにあるWIDI_BudというUSB-dongleをPCに刺して、より安定したbluetooth-MIDI接続が利用できる。
・CME WIDI BUD– BLE MIDI adapter for any BLE MIDI devices
・WIDI BUDってなんだ?
0. EWI5000のMIDI-OUT設定
- EWI5000とPCをUSB接続する。
- PCのEWI5000_Editorを起動する。
- 画面で「Controller/Breath」を選択して
以下にように設定する:
Breath(br): Low Resolution(Lr)
Volume(vo): Low Resolution(Lr)
Expression(EP): Low Resolution(Lr)
- EWI5000_Editorを終了する。
- PCとEWI5000とのUSBケーブルを外す。
1. bluetooth-MIDI接続
以下の手順でbluetooth-MIDI接続を行う:
- EWI5000用に1つのWIDI_Masterを用意する。
- EWI5000のMIDI-OUTにWIDI_Masterを接続する。
以下の手順でEWI5000とPCを立ち上げる:
- WIDI_Masterを接続したEWI5000の電源を入れる。
- PCはWIDI_Budを刺して、特に設定なしで起動できる。
- 以上でEWI5000側のWIDI_MasterとPCのWIDI_Bugが自動的にペアリングして接続する。
2.外部音源の設定
- ソフト音源Ariaを立ち上げる。
- Tools/Preferenceを選択して以下を設定する:
- Input MIDI Device: WidiBud(in)
- Output MIDI Devices: 何も設定しない
(Aria自身が音源なので外部音源は不要)
- Adudio Device API: ASIO
(ASIO4ALLインストール済みの前提)
- Audio Device: ASIO4ALL
(ASIO4ALLインストール済みの前提)
- Tools/EWI Configuration
EWI_USBの設定らしいので、今回の場合、なにもしない。
- 音色を選択する
EWI-USB 導入ガイドの「3. ARIA で音色を選択する」を参照のこと。
- 以上で、EWI5000を吹くとPCから音が出る。
WIDI Plus
以上のように特に設定なしでWIDI_Budが使用できるが、WIDI_Plusを導入することで、ファームウェア・アップデートと接続先の指定ができるようになる。
以下の手順んで、WIDI_Plusが使用できる:
- 以下からプログラムをダウンロートして(解凍して)インストールする。
win版ダウンロードリンク
- WIDI_Plusを起動すると以下の2つのタブが表示される。
- [WidiBud USB]
このタブではファームウェアのアップデートが [Check Firmware]を押すことで可能となる。
- [Bluetooth]
- このタブでは現在接続可能なデバイス名が表示される。
- 期待しているデバイス名がないときは、Action欄の[Disconnect&Scan]を押して再スキャンする。
- 希望のデバイス名が表示されたら、Action欄の[Connect]を押す。
トラブル・シュート
上の手順で音が出ない場合、以下のことが考えられる:
- EWI5000の送信MIDIチャンネルが1以外になっている。
経験上、誤ってEWI5000の[SETUP]ボタンなどを押して意図せずに送信チャンネルが1以外になっていることがあった。
- EWI5000がPCとUSBケーブルで接続されたままになっている。
このときは、USB-MIDIのほうが優先的に選択されEWI本体のMIDI-OUTにデータが出力されないようだ。
WIDI_Masterの代わりにWIDI_uhostを使用する
WIDI_Masterの代わりにWIDI_uhostを使用することもできる。
手順としては以下になる:
- EWI5000からWIDI_Masterを取り外す。
- EWI5000と(WIDI_uhostの)USB_Host/DeviceをUSBで接続する。
(USB-Aオス_USB-Cのケーブル)
- (WIDI_uhostの)USB_PowerをUSB-CのACアダプターに接続する。
- EWI5000の電源をオンにする。
- WIDI_Plusを起動して、接続先として「WIDI Uhost」を指定する。
- 音源Ariaなどを起動する。
- 以上でWIDI_uhostによるbluetooth-MIDI接続が有効が有効になる。
AE-20に関する補足
Aerophone(AE-20)も上の説明で「EWI5000(+WIDI_Master)」の部分をAE-20に読み替えた形で同様のことが可能である。
参考情報
WIDI関連:
EWI5000でAerophone(AE-20)を外部音源として使用する
Aerophone(AE-20)にWIDI_uhostを使用する
Aerophone(AE-20)に外部音源(VL70m)を接続する
EWI5000に外部音源(VL70m)を接続する
Aerophone(AE-20)に外部音源(EWI3000m,Aria/Windows)を接続する
EWI5000に外部音源(EWI3000m,Aria/Windows)を接続する
EWI5000ことはじめ
EWI3000をEWI-USB(もどき)として使う(Aria/Windows編)
EWI3000をEWI-USB(もどき)として使う(iPhone/iPad編)
MIDI関連:
現時点、最強のBluetooth MIDIかも!? 各種BLE-MIDI機器と自動でペアリングしてくれるWIDI Masterがスゴイ!
以上
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